ゴルファーが日頃感じている"お悩み"を、小野寺誠プロが分かりやすいレッスンで解決!
今回のテーマ「正しいアドレスと正しい体の使い方」は、スイングの基本ながら意外と戸惑いがちなポイント。
ビギナーからベテランプレイヤーの方まで、ぜひ参考にしてみてくださいね!PLAY YOUR BEST!
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アドレスは、正しいスイングをするための"一丁目一番地"。構えが正しくないとボールは思ったように飛んでくれません。次の4つの手順に沿うことで正しいアドレスを作ることができますので、ご自分が正しいアドレスをしているかチェックしてみましょう。スイングの調子を安定させることにも役立ちますよ。
1両腕を地面と並行に伸ばし腕とクラブで90度を作る
POINT直立姿勢からスタートしましょう
290度の角度を変えずに腕を降ろす
POINTグリップの力加減は、腕の形を変えずクラブを地面と並行にして持てる程度
3膝を曲げずに股関節から上半身を屈ませる
POINT前方に倒れない程度まで屈む
4膝を適度に曲げてアドレスの完成
POINTお尻を後ろに下げない
CHECK.1脇の背中側・膝頭・足の甲が、地面に垂直な線上に来るようにしましょう。
CHECK.2グリップは体の中心。両腕とクラブで「大文字のY」を作りましょう。
スタンス幅は、ドライバーの場合、両足の間にシューズの横幅3.5〜4足、アイアンなら2.5〜3足が入るくらいを目安に。
正しいアドレスが完成したら、次はボールとの正しい距離を知ることがナイスショットの必須条件です。次の手順で適正な体とボールの距離を理解しましょう。
1アイアンをグリップエンドと左足かかとに合わせて置く
2アイアンのネックとボールの赤道を合わせる
※上記はアイアンの場合です。ウッドの場合は「2」でボールとクラブフェースを合わせましょう。
ここまでできたら次はいよいよショットです。正しい体の使い方を覚えるには、スイングを3つの振り幅に分けて練習してください。
ただしここではボールに当てることよりも「体を正しく動かしてクラブを振り切る」意識を持つことが大切。それぞれの振り幅を覚えることができれば、スイング調整やコントロールショットにも役立ちますよ。
バックスイング、フォローともにクラブと地面が並行になるところまでスイングしましょう。
バックスイング、フォローともに腕が地面に並行になり、腕とクラブでできる角度が90度になるところまでスイング。この時、体の動きに合わせてクラブを正しくコックしましょう。
今度はいよいよフルショット。リズム良く動いて、体(胸)を入れ替える意識を持ってクラブを振り切りましょう。
1970年8月17日生まれ。6歳からゴルフを始め、1996年にプロテスト合格。アメリカ留学で最新のゴルフ理論を学んだ他、ツアープロのコーチを担当。現在は多数のメディア出演をこなす傍、男女問わずアマチュアを中心に精力的な指導を行っている。