早くも今季1勝目を挙げる!
鈴木 愛 選手 プロフィール
1994年生まれ。徳島県出身。中学校3年生の時に、「四国アマ」優勝。2009年「日本女子アマ」ではメダリストに輝くなど、ジュニア時代からその名を馳せた。10年、11年とJGAナショナルチームの育成選手として世界も経験。13年「プロテスト」合格を果たすと、同年の下部ツアー「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」で初タイトルを獲得。「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でツアー初優勝をメジャーで達成。20歳128日での選手権制覇は、これまで大会最年少優勝(21歳83日)を塗り替える快挙となった。2017年賞金女王を獲得。得意なクラブはパター。
鈴木愛選手が、国内女子ツアー第3戦の「Tポイントレディス」で、4バーディ・2ボギーの69でラウンドし、トータル8アンダーで今季初勝利。ツアー通算6勝目を飾りました。
昨年の賞金女王として臨む新シーズンは開幕から好調。初戦を3位タイ、第2戦はプレーオフでの2位と、それぞれの試合で優勝争いに絡む活躍をみせ、今大会は文字通り"3度目の正直"を期待される中での出場となりました。
今大会は荒天により初日は中止。仕切り直しの2日目からは首位を堅持。最終日の3日目には各ホールで果敢にピンを攻め、パターは確実に決めるという理想的なプレーをみせ、見事優勝を決めました。
鈴木選手:「今回の試合では、荒天でコースコンディションが悪く、そして薄い芝に苦しめられました。なので試合前に多めにアプローチを練習したのがプラスになりました」
「チップインも決まりましたしね!オフシーズンにも、アプローチの練習を多く行ったので、それも活かせたと思います。また、グリーンも難しかったので、最終日はエースパターを使い、しっかり決めることができたと思います」
優勝ギアセッティングを解説!
優勝クラブセッティング
Driver : G400 LSテック (10度)
Fairway : G400 5W, 7W
Hybrid : G400 (22度) (26度)
Iron : i200 #6-#9 / PW
Wedge : GLIDE 2.0 (50度SS) (54度SS) (58度SS)
Putter : VAULT Anser2
ドライバーは、昨年後半戦から使用している「G400LSテック」を投入。スピン量を抑えるロースピンテクノロジー搭載で、吹け上がる弾道を抑え、ランも出て飛距離を伸ばす。
そこに続くのは、G400フェアウェイウッドの5番と7番。深低重心設計でボールが上がりやすい。
番手間のギャップを埋めるためにG400ハイブリッドの22度と26度を使用。ラフからでもしっかり高さを出して打つことができるのがG400ハイブリッドの特徴だ。
そして、操作性抜群のi200アイアンを6番から使用。距離感をしっかり出せるセッティングとなっている。
また、今回の試合でチップインをアシストしたウェッジは、GLIDE2.0を使用。GLIDE(滑る)ソールにシャープな溝、高い疎水性、丸いリーディングエッジと、ウェッジで求められる要素を凝縮したクラブだ。番手ごとに最適な溝を施し、濡れた芝でも水滴を弾いてスピン性能を発揮するパームクローム仕上げが、今回の荒天でのコンディションでも威力を発揮し、優勝という結果を生み出した。
海外メジャーへ参戦!
開幕3戦を終え、平均ストローク、平均パット数、平均 バーディー数、パーブレイク率、バーディー数など多数の記録部門で現在1位となっている鈴木選手。
優勝の勢いを維持して出場する次の試合は、3月29日から開催される米国LPGAメジャー初戦の「ANAインスピレーション」となります。
鈴木選手:「海外メジャー戦での目標は、トップ10入り!頑張りますので応援をよろしくお願いします!」